チーム

 

ルイス・H・ボーダーズ

 

マーキュリーは、ボーダーズ・ブックス&ミュージック(Borders Books & Mucic)やシナジーソフトウェア(Synergy Software)、ウェブバン(Webvan)などを創業したルイス・H・ボーダーズ(Luis H. Borders)が創設しました。

 

ボーダーズは、書籍・CD販売を手がける初の巨大店舗チェーン、ボーダーズの創業により、書籍小売業界に革命を起こしました。また、テクノロジーを上手く活用して消費者向けに実物メディア配送を改善し、ピーク時には年間35億ドルの売上高を計上しました。 

 

1993年にボーダーズを売却した後、コンピューターを活用したソフトウェアエンジニアリング企業であるシナジーソフトウェアの共同創立に携わりました。同社は後に業界屈指のコンピューターサービス会社によって買収されました。1998年には、オンラインスーパーマーケットのウェブバンを創業し、IPOを成功させるまでCEOを務めました。同社の市場価値はピーク時で70億ドルにも達しました。

 

高度な技術と革新的な事業戦略を組み合わせ、これまで不可能だった消費者サービスを作り出すことで新興企業を育成するボーダーズの専門知識は、現在、マーキュリー社に生かされています。マーキュリーが手がける新興企業の創業時には、将来性のある経営幹部、エンジェル投資家、各分野の専門家と緊密に協力し、戦略と基盤を確立するとともに、主要なリスク要因を特定、緩和しています。

 

ミシガン大学で数学の学士号を取得し、MITで数学の修士課程を修了しています。

 

 

グレン・C・ハワード

 

グレン・C・ハワード(Glen C. Howard)は、マーキュリーの財務担当マネージングディレクターです。エンジェル投資家プログラムのシードラウンドの資金調達、シリーズAにおける一流のベンチャーキャピタルや支援組織からの資金調達のほか、設備投資資金の調達、ベンチャー融資の獲得など、新興企業の資金確保を担当し、各新興企業の資本構造の最適化を担当します。

 

ハワードは、1997年から新興企業とベンチャーキャピタルに力を入れ、アーリーステージ企業250社以上の自己資本および他人資本の調達に関与してきました。最近では、ヘラクレス・テクノロジー・グロウス・キャピタル(Hercules Technology Growth Capital)の共同設立者兼マネージングディレクターとして、同社の2005年の上場に大きく貢献しました。同社の前には、コムディスコ・ベンチャーズ(Comdisco Ventures)でマネージングディレクター兼グループ責任者を務めました。ハワードはまた、新興企業に対してコンサルティングサービスを提供しており、不動産、普通株、先物など、代替資産に投資している多くの組織の運営にも携わっています。駆け出し時代には、コムディスコ(Comdisco)とIBMの両社で融資と営業を手がけ、インテル(Intel)、VISA、サンマイクロシステムズ(Sun Microsystems)、パックベル(PacBell)など、サンフランシスコ湾岸の企業を相手にメインフレームコンピューターシステムの販売と融資を行いました。

 

アリゾナ大学(米国アリゾナ州トゥーソン)でシステム産業工学の理学士号、セントメリーズカレッジ(カリフォルニア州モラガ)でファイナンス専攻のMBAを取得しました。